川﨑兄弟と幻奏のフイルムに救われた人間の備忘録

 

定期的に買っていたお菓子が円安の影響で値上がり、

心とお財布に打撃を受けましたが。

 

そのお菓子がないと私の心の健康が保てないので、

変わらずに買っています。

 

自分の心を自分で守るのって、簡単じゃないからね。

 

 

こんにちは、お柿です。

こんな名前ですが、柿は苦手です。

牡蠣は食べられます。

 

「プロフ画、可愛いね」と言っていただくことが多いですが、

実物のお柿は全く可愛くないのでプロフ画選び盛大にミスったな。

とツイートするたびに思います。

 

 

 

そんなことはどうでもいいんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(びっくりマーク、21個です)

 

今回はですね、

 

・川﨑兄弟を好きになったきっかけ

・海琉くんを初めて生で見た話

・星輝くんを5年ぶりに生で見た話

・「舞台 幻奏のフイルム」の話

 

の4本立てで、1万字オーバーの大ボリューム。

自己満。備忘録。

ですが誰かに問いかけるような文体で書いているのは、未来の自分に届けたいから。

 

では、行きましょう。

 

 

 

川﨑兄弟を好きになったきっかけ

 

そもそも私が川﨑皇輝さんを初めて目にして、心臓を素手で鷲掴みされたのは2017年2月

 

14歳の皇輝さんと出会ってしまいました。

今思うとそんなに前なんだな、としみじみするね。

 

好きなデビュー組のライブDVDか少クラなのかは忘れてしまったけれど、

家に来ていた友達とデビュー組の映像媒体を見ていた時でした。

 

 

太陽に向かって咲く大きな向日葵のような笑顔で踊っている子が、バックにいた。

 

 

太陽に向かって咲く大きな向日葵のような笑顔なのに、体は小さくて細くて肌は白くて。

そのアンバランスさと、タレ目に惹かれたのだと思います。

(当方、タレ目とまんまるな後頭部が大好き芸人をやらさせていただいております)

 

バックの子なんてそれまで一ミリも興味なかったのに、

その子だけには身体中に電流が走りました。

 

その発光した笑顔が、瞬きをしている暗闇の瞬間にもこびりついて離れなかった。

 

 

名前が表示されていたのか、自力で頑張って調べたのかは曖昧です。

でも、すぐにGoogle先生に助けを求めたこと、

年齢を見たら年下で戸惑ったことは鮮明に覚えています。

(実際に一緒にいた友達によると、“血眼になって必死に名前を検索して、年下だと知って少し残念そうにしていた”らしい)

 

 

当時の私は中学3年生。

年上のお兄さんにしか魅力を感じなかったし、

自分より年下のアイドルはまだそんなに多くなかった頃だから、踏み込みたくなかった。

 

そして何と言っても大きな理由は

「ええ!年下のアイドル好きなの!?」

て、温度が低い声色と表情を突き刺されたくなかったから。

自分の心を守るのに必死でした。

 

でもジャニーズ好きな友達とジュニアの話になると、

「川﨑皇輝くんの顔は好きだよ、顔だけね」

と可愛くないことを言ってました。

(これ、友達に偶に掘り返されます。)

 

 

 

そんなこんなで気付けば2022年。

川﨑皇輝さんと出会ってから、

“川﨑プロ”の姿はさりげなく目に入れようとしていたけど。

年々「別にそんな好きな顔じゃなくなったかも」と思っていたので、

2022年にはだいぶ興味が薄れていました。

(眉毛があまり好きじゃなかった。でも今は整ったし勿論𝑺𝒖𝒌𝒊)

 

 

 

しかし。しかしですね。まさかのティックトックで再会してしまいました。

川﨑兄弟の10ラジの切り取りが流れてきたのです。

(今はもう、“自分に合わないな”と身に染みたのでアンインストールしているんですけど。暇ならティックトック入れれば?とすすめてくれた友達には、頭が上がりません。)

 

 

推しているデビュー組のバックによくついていたので、

星輝くんという全く似ていない弟がいること

兄弟で島動画を撮っていることは、存知上げていました。

 

……いましたが!兄弟でこんなに可愛いことをしてるの?と頭ピャーーーーン💥

 

 

本能のままティックトックを閉じて。

YouTubeですぐに「川﨑兄弟」と調べたら

一番上に「川﨑兄弟対決」があったので再生しました。

(当時の忍者の最新YouTubeがそれでした。今思うと、すごい運命。)

 

 

しかしですね。

なんとその川﨑兄弟対決を見て、

私がズッポリとハマったのは青木くんです。(あれ)

 

「え、青木くんってこんなに可愛かったっけ!?可愛い!!!!!!!!」

とそれこそ電流が身体に走ったの、鮮明に覚えてます。

(今見ても、川﨑兄弟対決の青木くんは格別に可愛い)

 

 

そこから青木くんを中心にYoutubeと島動画を夢中になって漁ってました。

親アンケートで

「プリンセスごっこをしていた」

でもう心臓が撃ち抜かれてたし、

なんか“ひやあお”とんでもないし。

 

友達にも

「忍者の青木くんを好きになった!ついにジュニアに手を出した!」

と公言してました。

(だから「忍者は誰きっかけ?」と聞かれると困ります。)

 

 

ところがどっこい。

YouTubeと島動画を漁っている間も

なんとなく川﨑皇輝さんのことが気になったのです。

 

青木くんが好きなのに、気づいたら視線が川﨑プロを探していました。

 

 

“嗚呼、なるほど。

私は青木くんと川﨑プロの掛け持ちなのかな。

仕方ない、川﨑プロの島動画も見よう。”

 

 

 

 

で、今になるんですよ。

 

 

 

 

……いや、申し訳ない。

勾配のきつい場所では、液体はとんでもない速度で流れ落ちるように、

皇輝さんのことを急降下急加速で好きになったので

ディティールはあまり覚えていないんです。

 

でもね、10ラジで星輝ちゃんに

“ゆるゆるな可愛すぎる表情”でダル絡みをする皇輝さんに、

莫大な𝑺𝒖𝒌𝒊が誕生した瞬間は覚えてます。

 

 

 

……覚えてるんじゃん。いや覚えてるけど!

青木くんの時よりも、鮮明な記憶が本当にないのです。

電流が流れた記憶もない。

 

友達にも

「青木くんが好きと言ってたのに、気づいたら皇輝くん皇輝くんて言い出したから、怖かった」

と言われました。

 

(皇輝さんについてはまた別で皇輝さん単体で文章を綴りたい、決めた)

 

SNS上で人と関わるのが苦手だったので

デビュー組のアカウントは持っていなかったんですけど。

忍者のお話を出来る子・聞いてくれる子は本当にいなさすぎて勢いでTwitterも作って。

 

生粋な皇輝担として皇輝さんへの想いを一人でひたすらツイートして、

今です。

 

 

 

 

……嘘です。

ご存知の通り、星輝くんのことも皇輝さんと同じくらい

𝑺𝒖𝒌𝒊という感情が爆誕しました。

 

 

星輝ちゃんといる皇輝さんが一番好きだし、

星輝ちゃんといる時の皇輝さんの表情が好きで皇輝担になったけど。

“皇輝さんの弟”だから、他の子よりもちょっぴり特別な感情を抱いてはいるけど。

 

星輝くんにはそこまで興味を持っていませんでした。

 

 

 

さて、いつからでしょう。

 

 

 

私が10ラジをリアタイするようになったのは、#104からです。

(この話、うちの食卓で済ませようよって皇輝さんが星輝くんに呆れてる回です)

 

 

今から、すんごい意味不明なことを言います。

 

リアタイするようになってから星輝くん、

私好みにお顔がどんどんかっこよくなっているんですよ。

アイドルとしては別にタイプのお顔じゃないんですけど、

実際に身近にいたら好きな顔なんです。

 

 

お柿さん。

アイドルはおめめがキュルンとしてて、

鼻が高くて肌色が白めで口が大きい子が好きなんですが。

身近な男性はシュッとした優しめなお顔が好きなんです。

 

 

そして横顔をこちらに見せてくれるたびに、

まんまるな後頭部が見えますよね。

まんまるな後頭部大好き倶楽部会長が、

じっとしていられるわけないです。

 

 

そして#96のメガネ星輝くんに射抜かれたのも覚えてる。

あの星輝くん、けしからんくないですか???????

すんごいヒモ。

 

 

そしてそして、極め付けに。

 

途方もなく優しい。

 

超どうでもいいですが私、

昔から優しい人にほんとに弱いんです。

 

 

優しいエピでこれを出すのかよ、て感じですが。

17歳の誕生日を弟組にお祝いされてる島動画。

星輝くんが主役なのに空気を読んで、

「特にみんな言うことないでしょ笑」と言う姿には胸がきゅうと締め付けられました。

 

お兄ちゃん関連になると止まりません。

 

特に衝撃だったのは、

リビングに降りる階段の前で通せんぼをされたり、

急に部屋に来たと思ったらタンスから洋服を出されてそのまま何事もなく帰られたり、

台本を読んでいる時に呼ばれて行ったら仮面ライダーのベルトを見せびらかされたりだとか。

 

私が弟だったら普通にしんどいです。

 

 

星輝くんはすごい優しいだけじゃなくて。

お兄ちゃんを幼い頃から今もずっと心から尊敬していて好きなんだろうな、

と目に見えることができる兄弟愛を持っていて。

それを我々オタク側にも躊躇することなく教えてくれるんですよね。

高校生で、恥ずかしげもなく目を見てお兄ちゃんを素直に褒めること

本当になかなかできないことだと思います。

 

 

お兄ちゃんのこと本当に尊敬していて好きなんだろうな〜と強く思ったのは、昔の新聞の連載です。

(友達に教えてもらった)

 

皇輝さんの

「星輝が中学生になって数学についていけるか、先生気にしてたよ」

という反抗期真っ只中な故に少し棘を感じる言葉に対して、

 

「皇輝がいるから大丈夫!」

て返す星輝ちゃんにもう。ね。伝わって。

 

 

 

変な着地をしますが、

そんな弟がいたら私も皇輝さんみたいにかまちょしたくなる。

(ここだけの話、少し前に星輝くんが夢に出てきて、凄いかまちょしちゃいました。懺悔)

 

島動画もいっぱいあげてくれるし……

お顔、後頭部、性格で既に惹かれていたのに

“この子を守りたい”という気持ちがじわじわと大きく育ってきて。

 

 

ふたりともを好きになるしかなかった。

 

 

です。こんなになんだかんだあって、今になります。

全然タイプが違うのに、本当に同じくらいどうしようもなく好きなんです。

皇輝さんと星輝くんのふたりが、好き。

 

 

どうか幸せになってほしい。

幼すぎるうちから本名を晒して人生を賭けて、

人生を捧げてアイドルをしてくれていて。

 

しがないオタクですが、ふたりがアイドル人生を振り返った時に

“幸せだったな”と愛おしくて煌びやかな思い出が多くなるように、

彼らの人生を応援したい。

(この言い方、烏滸がましすぎる。でも他の言い方が思いつかなかった)

 

 

……もう既に長いので次行きます。

 

 

 

 

海琉くんを初めて生で見た話

 

「海の琉(璃)」 

“かいる”という響きだけでも凛としていて美しいのに、字面も綺麗でお顔も綺麗で。

初めて目にした時には「漫画の主人公?」と思いました。

だって苗字が“田村”ですよ。

のどかな地上の風景を感じさせる苗字に

「海の宝」という意味が込められた“海琉”という名前が続くの、凄すぎる。

 

 

はい。海琉くんを初めて生で見た話です。

画面越しからでも、とんでもないイケメン具合がわかる海琉くんだったので、

「画面越しで見たまんまなんだろうな」

と思っていました。

 

 

……思っていました。

 

 

暗転して、舞台の真ん中で真っ直ぐ立つ海琉くんを見た瞬間。

言葉の通りに頭が真っ白になりました。

 

感情なんて何一つとして出てこなかった。

だって想像を超えてきて、ぶっちゃけ記憶ないのです。

 

小道具の「カッ!」という音の響きでようやく

 

顔と骨が良すぎる!!!!!!同じ人間か!!!!!!!!!

 

と心の中の私が壁にあちこちと体をぶつけて騒いでました。

 

画面上ですでに

顔良い!スタイル良い!」

と喜んでいたのに、生の破壊力がとてつもなくすごかった。

 

何よりも瞳の輝きが、恐ろしかった。

小さなお顔から零れ落ちそうな大きな瞳が

「星でも埋め込まれているのか?」

て疑ってしまうくらいにキラキラと煌めいていて。

真っ直ぐ客席の方を見られるたびに

自分がすごい濁った瞳を持つ汚れた人間だということを痛感させられて恐ろしかった。

 

夜の海に灯台の光が反射した海面のようにも見えたし

星が手元に降って来るような満天の星空みたいでもあったし

本当に宝石のような瞳だと思った。

宝すぎます。

 

 

 

そして、そこに立っているだけで周囲の人に「可愛がりたい!」と思わせるオーラを

天性に持っている子だというのが少し離れた距離からでもビシバシと伝わった。

 

これは本当に才能。

愛嬌は頑張れば身につけることができるけれど

海琉くんの愛され力は生まれながらのものであって、後天性の愛嬌には敵わない。

存在しているだけで、その場の空気をとろんと柔らかくしてしまうんだろうなと思う。

 

そりゃ忍者ちゃんたちも、自立ができるのか心配するほど甘やかしたくなっちゃう。

(星輝くん談)

 

 

そして存在が、“ザ・主人公”すぎる。

主人公適性が半端ない。

そこに立っているだけで、この子は主人公だという説得力があった。

 

奏一と海琉くんのキャラが似ているんだろうなというのは、

海琉くんをしっかりと知らない私でも分かった。

奏一が海琉くんにあまりにも馴染んでいるから。

 

役作りはもちろん大変だったに違いないんだけど

海琉くんだからこそ違和感がなくて

魅力に幅を持たせている舞台だなと思った。

 

初の外部舞台で初主演がこんなに自分と馴染んでいる役に抜擢されたの

あまりにも人生の財産すぎて羨ましくなったくらい。

(自分のこと、ジャニーズジュニアだと思ってる?)

 

 

 

 

星輝くんを5年ぶりに生で見た話

 

「星が輝く」 

“ほしき”という響きが丸っこくて愛おしくて、

字面だけでも勝手に物語性を感じてしまう素敵なお名前なのに、兄の名前は皇輝で。

その皇輝さんが“ほしきがいい”と言ったみたいですから

「できすぎた設定か」てなりますよね。

川﨑兄弟が好きな人と話すと、

名前だけで1時間は余裕で語れちゃうから楽しいです。

 

忍者ちゃんひとりひとり、

お名前に素敵な思いが込められているのがヒシヒシと感じるので

その話もいつかしたい。

 

けど言葉にしたらちっぽけになってしまうのは確定なので

しないと思います。

するとしても、形に残ってしまう文章でなく会話でしたいな〜。

 

 

てことで、星輝くんと再会(烏滸がましすぎる表現)

させていただいたお話をさせていただきます。

 

2017年夏に行ったライブでバックについていた星輝くんが

私が見た最後の星輝くんでした。

他にも小さい子はいたけど、

その中でも星輝くんはあまりにも赤ちゃんだったし

「川﨑皇輝くんの弟」

ということでちょこまか気にして見てました。

本当に見といてよかった。

 

 

会えることが決まった日から

4割の嬉しさと楽しみと

6割の緊張が

綯い交ぜながら星輝くんの出番を待っていました。

 

緊張して待つこと。

それってその人のことが本当に好きな証であると

私は思うので嫌な緊張ではなかったです。

 

……本当に汚い表現で申し訳ないんだけど、

胃の奥にあるものが這い上がってきそうだったし、

暗転した途端に逃げ出したくなったけど。

 

嫌な緊張ではなかったよ。

 

 

そして。

スポットライトを浴びながら現れた星輝くんを視界に入れた途端

ハっと声が出そうになった。

 

本当に本当に危なかった。

慌てて唾を飲み込む音はやけに大きくなってしまって恥ずかしかったし

マスクの下の表情は大変なことになっていました。

ニヤけと感動の莫大な感情がマスクから溢れそうなほどの

言葉に表せないほどの酷い顔をしてた。

 

思わず俯きそうになるのを堪えて、

好きな人の姿を目に焼き付けました。

どうせ本人にはバレないので (?)

 

 

いや〜……想像以上に顔と骨が良すぎるよ!!!!!!同じ人間か!!!!!!!!!

と海流くんと同様、心の中の私が暴れていた。

 

なんで誰も

「生の星輝くんやばいよ」

て教えてくれなかったの?????????

(友達が全然いないからだろ)

 

電流が伝ったなんて可愛い衝撃じゃなくて、

これも言葉にしたらちっぽけになってしまいそうなほどの

大きな衝撃だった。

 

 

「ようやく星輝くんに会えた!」

て涙が滲みそうになったんですけど

直ぐにその水膜は引っ込みました。

 

 

だって、そこにいたのは川﨑星輝くんじゃなかった。

“泉幸弘くん”だった。

 

 

まず発声の良さにびっくりした。

あんなに声とおるの!?て。

島動画でもYouTubeでも、“すごい声が通っているな〜”というイメージはなかったので。

他の共演者さんとのやりとりも全く違和感がなくて、

というかそれ以上に声が通っている時もあってすごかった。

 

 

あとは演技力の高さ。

 

“これ、本当にアカデミー賞を目指している人の演技だ”

 

前日のブログを読んだときには

「大きな夢だな、でも星輝くんは努力を怠らない人だからきっとなれるんだろうな」

としか思ってなかった自分を。

彼の夢を必死に一緒に見ようとしていなかった自分を。

 

ボコボコに殴りたかった。

 

星輝くんは、生半可な想いを言葉にするアイドルなんかじゃないと知っていたのに。

 

彼は、その夢に向かって本気で立ち向かっていて。

その努力の過程を今、目の前で魅せていただいている。

 

演技に全然詳しくないけれど、演技に関しては彼に持ってかれた。

嫌に共感できて、心に響いて動かされて、この舞台に対する熱量が伝わって。

そしてつい駆け寄ってあげたくなっちゃう泉くんがいた。

 

 

本業はアイドルで17歳で外部の舞台経験が2回目でこれって、かなりすごくないか?

て本当に驚いた。詳しくないけど。

 

しかし1回目のフイルム

申し訳ないことに顔と身体に7割も持って行かれてしまいました。

 

だってお顔が私の足の親指の爪のサイズしかないのに

足の長さが5キロあったもん。

あと5年ぶりの星輝くんを

目に焼き付けるのに必死でした。

2回目行くから1回目は許して……

と心で懺悔してました。

 

でも、それでも演技がすごかったんだよ!

て、広大な草原を走り回りたい気持ちになった。

叶うことならみんなに見てほしかった。

 

バンクパックを上演していた頃は、生粋な皇輝担だったので行かなくて。

星輝くん好きになってからは行かなかったことをずっと後悔していてたのですが

より一層その気持ちの密度が増して膨張して苦しかった。

 

私はもっと彼の演技が見たい。

推し贔屓かもしれないけど

そう思わせる力が、動かされる感情があった。

 

本当はもっと観劇したいのに

繁忙期すぎて叶わないのが本当に悔しい。

これを書いている今は1回目の後で、

私あと3回も観劇できるんですけどね。

 

でもね、あと10公演は観たい。

 

川﨑星輝くんの演技にもっと生で触れたい。

ドラマよりも映画よりも、舞台で見たい。

舞台俳優さんって顔が大きい方が映えるから、

舞台ファンからしたらどっちかというと映像だろ

と言われるかもしれないけど。

 

彼の演技は生で全身で受け止めて観たい。

カーテンコールでもっと大きな拍手を浴びてほしい。

 

 

いや、ドラマにも映画にも出てほしい!!!!

ずっと言ってますが、私は星輝くんには幼馴染との恋愛系を観たいです。

学生服で。

学生服で!!!!!!

 

皇輝さんともまたお芝居をしてほしい。

本人たちもそう言ってくれてるから

オタクのエゴだけで終わらないの、有難いですよね。

本当に優しいね、川﨑兄弟は……

命の母ホワイトです。

 

 

話がだいぶ逸れました。

 

そしてまんまるな後頭部の殺傷力がえげつない。

本当にまんまるだった。

後ろ姿をこちらに見せるたびに愛おしさが溢れて仕方なかった。

何であんなにまんまるなの???????無理

(語彙力放棄)

 

こんなに星輝くんへの好きが大きくなってしまうのなら、

会わないないままでよかったのに

と素敵な後悔をしました。

 

 

 

 

「舞台 幻奏のフイルム」の話

 

感想です。

なんか考察ぶっているのもありますが、そんな大したものじゃない。

 

それができるほどの語彙力と頭の回転の良さは、悔しいことにまだ蓄えられていないです。

 

 

とりあえず、ここに残すのではなく、会話で話したいものは先にまとめて出します。

 

・化け猫の星輝ちゃんヤバかったね

・指先だけでピロリロリンと挨拶をする泉くんヤバかったね

・「俺の恋する女」と何度も言う泉くんヤバかったね

・足が長すぎて三角座りするとちいこくなる泉くんヤバかったね

・まりこに「こわくない」て愛おしそうに優しく言う泉くんヤバかったね

・お兄ちゃんの顔をする泉くんヤバかったね

 

お兄ちゃんの顔をするのが

一番胸がきゅっとなりました。

 

今まで、たくさんのいろんなお兄ちゃん達に

あんな優しい顔を向けられてきたんだろうな

とか勝手に思ったり。

 

星輝くんがグループでも家族でも弟ってことを

観劇後に知ったら、目ん玉飛び出しちゃうくらいに

妹に向ける表情がすごく良かった。

 

 

 

はい、会話で話したいものなんであっさりです。

テンポ良く次行きますよ。

 

まず1回目の観劇の内容の印象。

 

アイドルオタクをしている人とアイドルをしている人にとっては、胸の奥が引き攣りそうな内容だな

 

です。

 

“一見、完璧に見える自分にも欠点がある”

“そもそも自分には生まれ持った才能なんてないんだ”

 

多くの人間が、この前者と後者で分かれてしまうんじゃないかなと思います。

ちなみに私は

何をやってもすんなりと物事が進まず、うまくいかない

後者だと思っています。

 

でも側から見れば、

「あなたは、こういう才能あるよね」

という部分が誰しもあるんだろうなとも思います。

それに自分で気づけるか、誰かに教えてもらうか。

 

 

アイドルなんて特にそうじゃない?と思いました。

アイドルになりたてだったり、身近に大きな才能を持つ人がいたら。

自分に自信がなくなって自分の強みを見失って、自分には何があるかを模索して行って。

 

ファンの子からの

「あなたのこういうところが好きだから、あなたのファンだよ」

て言葉が原動力になって、それが自分の強みだと気づけるのかなと。

 

思いましたが。

私はアイドルじゃないので分からない。

 

でもアイドルじゃなくても、“自分は何も持っていないんだ”ということを痛感しながら日々を生きている私には、心の柔らかいところをチクチクと刺激されました。

 

泉くんの

「みんな出来てるじゃん!どうせお前だって、こなせてしまうんだろ。俺だけだ、出来ないのは」

というセリフは本当につらかった。あまりにも過去と現在の私と投影してしまって。

 

 

はい、次。

これは超個人的な話になるので「話を戻します」まで読み飛ばしてOKです。

村瀬監督が奏一に言った、

 

「今よりも自由な日本になる。別に映画監督にこだわらなくていい、お前が幸せでいればそれだけでいい」

 

という言葉が、アイドルオタクの私にはダメでした。

このセリフに毎度うるっときてどうしようもなかった。

 

私、最愛の推しが“体調不良で活動休止という選択をした”という経験が過去に4回あるんです。

 

いつ戻ってくるかも分からないし、

もう戻ってこないかもしれない。

そもそも生きているかも分からない。

気を紛らわすように他の子を応援しようとしても、

その子と同じ熱量で応援できる子は見つからない。

でも他のオタクはもう新しく好きなアイドルを見つけている

羨ましいという想い。

 

休止直後は

“待っているね”とか“会いたい”

という気持ちを形にしたら

その子にプレッシャーを感じさせてしまうかもしれないから

その気持ちも抑えなければいけなくて。

 

ただ、つらかったです。

 

少し時間が経ってから、

「またアイドルをしてる姿を見たいけど。この地球のどこかで生きているのならそれだけでいい。普通の青春を犠牲にして私に幸せをくれたから、どうか幸せでいてほしい」

と思えるようになったのを

ヒシヒシと思い出させられました。

 

この経験をしたからより一層。

いま私が好きな子達も、

これから先も別にアイドルにこだわらなくていいんです。

 

彼らなりに幸せでいてくれたら、それで良い。

 

好きだからこそ本音だけど、好きだからこそまだ建前になってしまう。ごめんね。

 

 

 

話を戻します。

 

 

 

ここからは2回目以降に感じたこと。

 

海琉くんの演技がどんどん肩の力が抜けて

柔らかくなっていくのが分かって、

お腹を痛めて産んだかと思いました。

 

眼差しと瞬きだけで

あんな華奢な身体で一人だけで

シブゲキを自分の空間にして動かしていた瞬間が

何度もあってすごかった。

 

感情をぶちまける場面も、

回を増すごとに心臓を突き抜けてくる速度が上がったので

背中がビクッとした。

 

星輝くんは白衣装の時

帽子の鍔で目元が陰になっているから

目の表情がよく見えないのが少し残念に勝手に感じていたんだけど。

目元がよく見えなくても

首と顔の角度であったり、唇の動きで

繊細な演技をしているのが伝わってすごかった。

 

あと初っ端に照明さん役やっていたけど

あまりにも脇役に徹していて

本当に気づかなかった。

チラ見していたまんまるな後頭部でようやく気づいた。

有難う、後頭部。

 

 

 

ここからは3回目以降で考えたことで考察ぶってます。

 

“お前の息子は出来損ないなのか奏太に聞こう!”

てときに、みんな「奏太どこ!?」て声を出して探すんだけど。

泉くんだけはみんなの探す声に

「あっちかもね」とか「そこにはいないだろ」

と返事をしてキョロキョロするだけで、積極的に探していなかった。

 

最初に奏一とすれ違った瞬間から気づいていたんじゃないかな

と思いました。

親友だからこそ。

 

泉が上を向いて奏太に問いかける場面と、

奏太と泉が最後に会った時の会話での声のトーンが

“素”に溢れているのに対して、

奏一と話しているときの泉は少し声のトーンが高いんですよね。

すれ違った時から声のトーンが高いので、

うすうすどころか、確実に気づいていたのかな。

 

知らんけど……

 

 

 

あと、リーチーだけ取り上げられていたのが

“欠点”ではなくないか?と思いました。

 

泉→トラウマで芝居が思うように出来ない

嵐治郎→猫が好きすぎて、芝居で猫絡みになると台本通りに出来ない

リーチー→みんなから愛されたいのに、共演者から嫉妬が混じった悪口を聞いてしまう

江田夫妻→面白い夫婦漫才が出来ない

 

こう並べると、リーチーだけ「出来ない」じゃないんですよね。

“世間から嫌われている”のではなく、“共演者”という狭いコミュニティに加えて

技術不足ではなく自分勝手な嫉妬によって向けられた言葉。

 

何でかな、と思って考えたんですけど。

最後に、リーチー以外が

「奏一は俺らの未練を叶えてくれた」

と言うんです。

 

生きている間に“出来なかった”という未練がある四人。

でもリーチーだけ、まだ奏一と同じ時代に生きているからこそ。

ここで取り上げられたのは“未練”でなく、

“願望”だったのではないのかなと考えました。

 

あと雨のシーンで、リーチーだけ持っている傘がドーム型の傘で。

ドーム型の傘、なんとなく現代風だなと思ったので

傘の歴史を調べてみたのですが、

ドーム型傘が発売されたのは1967年。

終戦後ですね。

 

この傘も伏線だった、と思っています。

 

知らんけど……

 

 

 

これは私が3回目を見るまで疑問だったことなんですけど。

リーチーが生きていると分かった時に、

 

・星が降る夜じゃない時間帯に、リーチーは何でお兄ちゃんのことは見えていたんだろう?

・存在しているはずのリーチーの歌声は、なぜ撮影の邪魔にならなかったんだろう?

・撮った映画を見直した時に、今も生きているリーチーの姿も見えないんだろう?

 

と思っていたのですが、

リーチーだって奏一の幻想の世界だからなんですよね。

一緒に映画を撮っていたのは泉まりこじゃなくて

ファン・リーチーだから。

 

3回目でようやくわかりました。

私は器用な人間じゃないので、

自分の推しがいると内容の伏線回収に時間がかかってしまいました。

 

 

はい、急に総括します。

 

誰よりも練習しても出来ないことがある。

好きだからこそ簡単には諦めたくないのに。

でもこれって、奏一も言ってましたが

「真面目で努力家」という長所になるんですよね。

 

ココ・シャネルの有名なこの言葉を思い出しました。

 

欠点は魅力のひとつになるのに、みんな隠すことばかり考える。

欠点はうまく使いこなせばいい。これさえうまくいけば、なんだって可能になる。

 

 

決して簡単なことじゃないけど。

私も奏一みたいに、声をかけられるような人間になりたい。

 

「好きであることは1番の才能」

これからの人生で、好きなのに出来なくて落ち込みそうになった時に

この言葉に助けられそうです。

 

現に今の私が助けられている。

私がこれを書いているのは、この言葉に動かされたから。

 

私の気持ちを言葉にできるのは私以外にいないから

私はそのときに感じたことをこれからも綴り続けると思います。

 

語彙力がないのは自分が一番わかっているし、

他に同じようなことを言葉にしてくれる方がいらっしゃるのは

知っている。なんならフォロワーにいる。

 

それでも自分の感情は自分だけのものだから。

 

拙い文章でも言葉にする意味があると信じて。

これをいつか読み返したときに

「今より下手な文章を書いてるな」

と愛おしく思ってしまうような日を願って。

 

語彙力がないからと傍観するのは、この舞台を観劇したから辞める。

私は文章を綴るのが好きだ。

 

そして、私にはなんも才能がないと思っていたけれど、

少年忍者のオタク」という才能があることに気づけました。